マンション管理会社の社員のなかで、お客さまに接する機会が多く、サービス評価で最も大きな比重を占めるのが管理員です。
会社の顔ともなり得る存在ですから、接客マナーや対応のノウハウ等の顧客対応力はもちろんのこと、日頃の点検業務や管理組合の運営などの初歩的な部分までは、しっかりと習得させておく必要があります。このため、採用時と定期的な研修時には、常にお客様の視点で考え、行動し、結果を記録する、という作業の繰り返しを徹底して指導しております。
どちらかというと、清掃要員というイメージで軽視されがちではありますが、管理員の善し悪しがマンション全体の状況に与える影響は大変大きなものです。
コンシェルジュとは、もともとの語源は、ホテルなどで、観光名所の案内やチケット手配など、お客様のリクエストにお応えするホテルスタッフのことですが、最近の分譲マンションで、クリーニング取次ぎやミニコンビニ、各種サービスの代行を行う存在のフロントスタッフを置くケースが増えています。
ホテルにおける「コンシェルジュ」がそうであるように、マンションの場合も、入居者様と接する機会が一番多く、日常生活の利便性を向上させる役割であるだけに、「建物の顔」的存在になります。
積村ビル管理株式会社では、お客様に対するサービスの最前線であり、生活に密接した内容が多い事から、快適なマンションライフに直結する重要な業務であるという認識をしておりますので、これからもますます積極的に取り組んでいく予定です。
マンションにおけるコンシェルジュの役割は次のような業務です。
【取次サービス】
- クリーニングの取次ぎ業務
- 宅配便の取次ぎ業務
- ミニコンビニの運営、若しくは消耗備品類の販売
【受付サービス】
- インフォーメションサービス
- コピー、FAXサービス
- ショップサービス
【紹介サービス】
- レンタル紹介サービス
- リフォーム紹介
- 託児所、介護サービスの紹介
管理会社だからこそできるサービスとして、室内リフォームや損害保険加入のご相談をお受けし、当社でお引き受けする事も当然可能です。マンションにおけるコミュニティ形成の一助として、また、人が常駐する事による防犯面でのメリットもあり、コンシェルジュサービスの可能性はまだまだこれから伸びていくものと確信しています。